デッカい装置!
これは一体なんでしょうか??
と言っても、タイトルに書いちゃってるけど、
おうちで使える「ペット向け酸素室」です。

こちらの商品です。
「酸素濃縮機」、「テント(酸素室)」、「酸素濃度計」、「ブラッドオキシ」、「車載電源」がセットになっているので、届いたらすぐに使うことができます。

酸素室といえば、我が家ではちび子がお世話になりました。

最期の数日は、酸素室を用意してちび子が好きな時に入れるようにしていました。
外へ出たいとお出かけしても、ちょっとしんどくなるとすぐに酸素室に帰っていったので、この中は心地よかったのだと思います。
酸素室の中ではすやすやと眠ることができるちび子を見て、涙目になりました。

酸素室の中で、16歳のお誕生日会もできました。
あと6時間でお誕生日を迎えるというタイミングで、ちび子はお空へ帰りました。

ちび子、あの時酸素室は快適だったかな?

この写真は、お空へ帰る直前のちび子です。
直前まで、指先に反応したりと可愛い姿を見せてくれました。
酸素室には、本当にお世話になりました。

この酸素室を借りるのは、実はすごく大変でした。
まず、レンタル機がタイミング良く空いているかどうかも問題になります。
どうか空いていますようにと祈る気持ちで電話で問い合わせをして、無事に借りられることになりました。
が、配送だと少し時間がかかるとのことで、1日でも早く用意してあげたくてレンタル会社まで出向いて借りに行きました。
重いし、かさばるし、病気のちび子が心配で寝ずの看病を続けていた身体には正直こたえました。
そんな酸素室が、自宅で常備できると知って驚きました!
しかも、思ったほどかさばらない

わか坊が乗っかってる箱と、壁に立てかけてある黒い袋(薄い)の2つを保管しておくだけで良いんです。
これなら、家に置いておける♪

開封してみると、大きな機材とホースなど、折りたたみテントのようなものが入っていました。

届いた箱がでっかかったのでひるみましたが、セットの付属品などが1まとめに入っていました。
でっかい箱は、猫たちがめちゃんこ喜んで遊びました


こちらが、「酸素濃縮機」です。
小さい!ちっこいわか坊が隣に立っても、このサイズ感。

横から見ても、コンパクト。
レンタルした際に借りた巨大な機械を想像していたので、びっくりするほどコンパクトでした。

そのほか、セットに入っていたもの。
左:指先に挟んで酸素濃度を計測できる「ブラッドオキシ」
猫には使えるのかな?という気もしますが、飼い主の酸素濃度を測るのに使える

中央:酸素濃度計(酸素室の中の酸素濃度をモニターする)
右:車載電源(車移動で必要な場合にも使えますが、酸素濃縮機は平坦な場所に置く必要があります)
必要なものは揃っているので、心強いです


テントは広げると結構広い!

Mサイズだそうですが、幅60×奥90×高60cmあります。
小〜中型の動物用だそうで、猫ならベッドやトイレも入れられます。

広々空間に、ちんまりと座るわか坊

広さが十分あるので、ここの中で暮らせそうです。

天井部分の丸窓は、透明のビニール製のものとメッシュ製の2種が入っています。
酸素室として使う場合は、ビニール製のものを付けます。
透明なので、上から様子が見られます。
メッシュの蓋を設置すれば、隔離用の小部屋としても使えますね。
怪我などして安静が必要だけど、酸素は不要な時などに重宝しそうです。

テントの内側には大きなポケットもついていて、介護に必要な細々したものなども入れておけます。

テント横の透明窓はクルクルと巻いてマジックテープで止めることができます。

猫たちの遊び場として設置しておくこともできます♪

けど、いたずらしそうなのでしまっておこう。

酸素室として使う場合は、一緒に入っていたチューブで「テント」と「酸素濃度計」を繋げるだけですぐに使えます。

テントの横に、チューブをつなぐ場所があります。

テントから伸ばしたチューブを「酸素濃縮機」の吐き出し口に繋ぐだけで使えます。
これで、テントの中に濃縮された酸素が行き渡り、酸素室として使える仕組みです。
初めての機械に最初は戸惑いましたが、いざ設置してみるとすごく簡単でした。

リモコンも付属しているので、遠隔操作もできます。
マイナスイオン機能も付いていて、リラクゼーションを促進するそうです。

酸素濃縮機は人間が使うこともできるそうで、専用チューブも付いていました。
酸素室として使う場合には必要のない部品ですが、自分も使えると思うとちょっと嬉しい。
あと、ペットに直接吸引することもできるそうです。
専用のマスクなどは付属してないんですが、チューブの先にペットボトルの先を切ったものなどを装着するなどして使えそうです。

本体の説明のイラストです。
酸素濃度を調節する風量調節つまみもあります。
左下のウォーターカップは、酸素室として使用する場合には使わないそうです。湿度が高くなりすぎるそうです。これはほとんど使わないのではないかと思います。

さっそく、どんな感じに使えるか試してみました。

音は44dbだそうですが、想像よりも静かでした。

1時間30分ほどで、酸素濃度が30%になりました。
ちょっと時間がかかる気もしますが、一旦上がればあとはずっと付けっ放しておけます。
168時間以上連続稼働OKだそうです。

わか坊が気にしてウロウロしているので、中に入れてみました。

酸素室どお?

すぐに毛づくろいを始めたので、快適なんでしょうね♪

出ておいでと開けても、なかなか出てこない


\お気に入りでち♪/

よかった

使わずに済むように、元気にすごしておくれ。
お値段がけっこうするので、すぐに買うとかは難しいかもしれませんが、
酸素室が自宅で使える製品があると知っているだけでも心強いと思います。
日常的に酸素室が必要な子がいる場合には、レンタルよりもコストがかからないのではないかと思います。
できれば使いたくないけれど…いざという時のために備えがあると安心です。