
2013年4月23日から、2014年8月末までの1年4ヶ月間。
ほぼ毎日とり続けた、ひなちゃんのリンパ腫の記録です。
もしかして、同じような病気の子の手助けになればと思い、
どんなことをしていたのか、書きました。
抗がん剤治療は、計19回。4種類のお薬をサイクルで投与しました。
教科書通りの治療に、ひな子の状態を織り交ぜながらの、
先生にお任せの、ひな子用治療になりました。
タグなし:L−アスパラギナーゼ
黄色:ビンクリスチン(8回)
水色:シクロフォスファミド(5回)
ピンク:ドキソルビシン(2回)
薄緑:メトトレキサート(3回)

3月22日に、下痢の症状で病院に通い始めたのが始まりでした。
ここでは、下痢の治療のみで計7回、1ヶ月通っても改善がまったく見られず。
思い切って、別の病院(現在、診てもらっている病院)へ行くことにしたのが4月23日でした。
半日おあずかりで、血液検査やレントゲンなどの検査を受け、
消化管と腎臓の周りに「リンパ腫」と見られる影があると診断されました。
話を聞きながら、こらえきれず涙が溢れてきました。
そして、治療をするか否かの選択を迫られることになりました。
症状は進んでいて、猶予はありませんでした。
①緩和ケアのみ
②リンパ腫の仮診断をつけて、抗がん剤治療を始める。
③針生検をして確定診断してから治療を始める。
先生の「リンパ腫は、抗がん剤がよく効く病気です。まだ諦める段階ではないです。」
との言葉に少しの希望を託し、治療に踏み切りました。
待っている余裕はないとのことで、生検を待たずに抗がん剤治療をすることにしました。
②、③の同時進行です。
ただ、生検は結局できませんでした。
ひな子の血液が「固まりにくい」ということで、太い針を刺すこと自体が危険だというためです。
確定診断ができず、臨床診断での治療の選択でした。
予備知識のない中での治療の選択は、とても怖かったです。

翌日24日、最初の抗がん剤治療が始まりました。
病院に行く前に嘔吐を4回していたので、吐き気止めの点滴もしてもらっています。
吐き気止めが効いたのか、帰ってからヨーグルトをスプーンに1杯舐めてくれました。
(前日は、まったく何も口にせず)
ミストサナをした後にゴキゲンになって、
この日、久しぶりにウェットフードを少し(25g)食べました。

翌、25日。
元気なく寝ている様子でした。
腸閉塞の心配もあり(その後、大丈夫だった)、予断の許されない状況でした。
嘔吐はなく、ご飯は計50g、前日の倍量食べられました。

26日
腎臓のケアのため、病院へ点滴に行きました。
この日、羽のおもちゃにじゃれついて遊びました。
病院から戻ったら、久しぶりにカリカリを食べました。
たま男に鰹節をあげている場面を見て、慌てて走り寄ってきて、競うように食べました。
ケーキのクリームやまぐろの水煮を美味しそうに食べました。
美味しそうに食べるという行為は、この日から久しぶりに見られました。
抗がん剤がもう効き始めたのかな!

27日
久しぶりに、おもちゃを運び出していた。(元気のバロメーター)
ガチャピンのちっこいぬいぐるみが1個だけだけど、嬉しかった。
爪を研いだり、グルーミングすることもできるくらい元気を取り戻してきた。

1週間ほどは、ほとんど寝ないでひな子の様子を見張っていた記憶です。
毎日毎日、ひな子の様子を記録して、
通院のたびに、先生にこまかく報告していました。

「食事、お水、お薬、おしっこ、うんち」は、しっかり記録。
食べた量とうんちの量、お水の量とおしっこの量がおかしくないかを見ました。

用紙がなくなって、途中から枠を作りました。
ここで吐いているのは、抗がん剤の副作用によるものと思われました。
ひな子は、シクロフォスファミドという薬で副作用が強くでるようでした。
この記録が、次回の薬の量を80%まで減らしてみるという指標になりました。

抗がん剤の種類によっては、副作用の強くでるものもあり、
ご飯を食べさせなければならないものの、
吐かないようコントロールするのが難しかったです。

3ヶ月が過ぎた頃から、かなり元気になり
毎日1ページだった記録が、2週間で1ページになりました。
かなり元気を取り戻したものの、抗がん剤投与後は相変わらず副作用に苦しみました。

「おしっこうんち表」も作って、毎日観察を続けました。

こうやって、毎日必死にひなちゃんと向き合って8ヶ月後の12月23日
予定していたより早く、抗がん剤治療の投与が終了しました。
治療後の血液検査の結果
左が、初めて病院に行った日の結果。異常値を示す赤枠の項目がたくさんありました。
右が、治療1年後の結果。異常値がなくなりました。

抗がん剤治療中は、
副作用で、吐いたり、ヒゲがなくなっちゃったり、爪が細くなったり…
そんな姿を見るたびに、
「辛い思いをさせてまで治療をして良いのか」と葛藤もありましたが、
発病から3年。
治療が終わって、2年4ヶ月。
今、すごく元気に暮らせていることがとっても嬉しいです♪
先生、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします。

このまま、寛解がずーっと続いてくれますように。
去年の様子です
↓
ひなちゃん、最初の抗がん剤から2年経った時の様子

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コメント
コメント一覧 (25)
今、元気にお茶目にブログに登場するひなちゃんを毎日楽しみにしていて、「ずっと元気で食いしん坊のひなちゃんでいてね」と、勝手に願っていました。
じょりじょりさんの頑張りに頭が下がります。
我が家のママ猫、サラちゃんは、実はひなちゃんとそっくり!体格が。笑
まるまるぽっちゃりぽてぽての体格が「なんてうちのサラに似てるのかしら…」
と、親近感を持っていたら、先日体重が同じ事が発覚!笑
そして、実は先日皮膚の悪性腫瘍が分かり手術をしました。
これからが心配ですが、ひなちゃん、たまおくんを誠心誠意看病したじょりじょりさんを見習って、私も頑張ります!
ひなちゃんの面白可愛い様子、これからも楽しみにしてますね~。もちろん、ちびこちゃんも(^^)
ひなちゃん、優しいご主人でよかったね(^-^)
はじめまして
わたしもニャンコを一匹飼っています。
とても大きな愛情に涙し
そしてこの記事から、わたし自身が病院に行く勇気を貰いました。
ニャンコではなく人間であるわたしです。
明らかな体調の異変を感じながら、
病気の再発らしい体調に病院に行く恐怖と数日闘っていました。
ひなちゃん、よく頑張りましたね。
自分の体の状態を知ることは勇気がいりますが、知れば治療するという選択肢もある
治療すればよくなる可能性がある
もぅ一度自分の体と向き合う勇気を貰いました。
ありがとうございます。
またBlogにお邪魔させて頂きます。
詳しく書かれた記録を何度も見返しました。本当に我が子以上の愛情を持って大切な子どもたちに接しているのが伝わります。
今は寛解状態を維持していても、やっぱり気は抜けないと思います。
これからも、じょりじょりさん夫婦と、ひなちゃん、ちびちゃんを応援しています。
我が家のニャンズたちにも写真見せて、ひなちゃんちびちゃん、たま男くんのお話勝手にしてます。ニャンズは⁇な顔で見てますが(-_-)
天命を迎えるまで、みんな元気でいれますように(*^o^*)
ひな子は、もともと陽気だったのが功を奏したのかもしれないです。
闘病中も、自分が病気だということに我関せず?
ちょっと体調が良くなれば、食いしん坊を発揮して
ちゃんと食べることができるのが良かったんじゃないかと思っています。
これからも、食いしん坊炸裂を披露したいです♪
サラちゃん、皮膚に悪性腫瘍ができてしまったんですね(*´ェ`*)
手術はうまくいったのですね。
どうか、転移などのないよう祈ります。
ひな子は、抗がん剤終了後、「D−フラクション」というサプリを与えています。
サプリだとかにはまったく興味がなかったのに、
猫のこととなると、藁をもすがる思いでした。
気休めかもしれないんですが、
病前よりも、元気になった気がします。
我が子同然の存在で、必死になってました。
良くなってくれて、嬉しいです^^
お加減はいかがですか?
体調の変化、怖いですよね…
ひな子は、陽気でいてくれたのが良かったんじゃないかと思います。
病気でも悲観的にならず、
美味しいものを食べたい欲求もありました。
苦しい治療にも耐えてくれて、ご飯を食べるようになってから
みるみる体調が良くなっていきました。
楽しげなことにワクワクして、美味しいものを食べて、
病気でも、毎日楽しそうに過ごしてくれたのが救いでした。
そしたら、いつの間にか3年が過ぎていました。
気持ちの持ちようというのも、少なからず症状に現れるかもしれません。
ねねさんも、頑張って下さい。
祈っています。
子どものいない我が家で、猫たちは子どもと同じ存在なのかもしれないです。
どうやったらひな子が楽しく暮らせるのか、必死になっていました。
あの時、一度は諦めかけたのですが、
ひな子の持ち前の明るさで、病気をやっつけてくれた感じです^^
今日も元気に、
悪いこと(主に食いしん坊)、
毛づくろい(届いてない。転がる)
お昼寝(グースカいびきかきながら)
していますよー♪
これからずっと元気でいてほしいですね!
病院を変える勇気、すごく分かります。果たしていいのだろうか、間違ってなかったのかなどの葛藤も…
でも今ひなたんがご飯に一緒に並んじゃう姿を見ると、全てオッケーになっちゃいますよね笑
本当に良かった!ひなたん!今日もご飯ちょいちょい期待してるよ〜♪
人間の子供は痛いだの苦しいだの話せるぶん楽です
猫達はそうはいきません
joli!joli!さんひなこちゃん本当にがんばりましたね
ひなこちゃんずっとこのまま元気でいてね
ひなちゃんとご家族との病との闘いのブログ読んで涙が止まらなかったです😭つらかったでしょうね。よく頑張られましたね😆ほんとうによかったです❤
うちは何も前触れなく突然にで私達夫婦は外出先で母からの電話で急いで帰宅しました間に合わなかったのでショックのあまり眠れない日々があったことしか思い出せません。
今は私達には幸せくれたけどあの日あの時うちの子幸せでいてくれたかな?なんて思って過ごしてます😃
今、じょりじょりさんのブログの中のひなちゃんとちび子ちゃんに会えるのとても幸せです😻😺ありがとうございます❤
ひなちゃんのどんなときも可愛いけど何か欲しいときのお口のとんがったひなちゃんのお顔が大好きです😻
いつも元気でいてくれてることに感謝ですね(*^^*)
ひなちゃんのリンパ腫の記事、大変勉強になります。セカンドオピニオンの大切さも改めて痛感しました!
そして、ひなちゃんを一所懸命に看病されたその膨大な記録に頭がさがります。じょりじょりさんには当たり前の事だったのかもしれませんが、素晴らしいと思います。
うちも子供がいないので、にゃんずに何かあったら…と考えると不安でなりません。じょりじょりさんが治療を選択され、今寛解している現実を尊敬します。
これからもひなちゃんとちびこちゃん、そしてじょりじょりさんご家族が健やかでありますように☻
ひな子、辛い治療を乗り越えて元気いっぱいになりました♪
病院を変える時は、本当に勇気がいりました。
あの時、決断して良かったです。
今、こんなに元気になってくれて本当に嬉しいです♪
毎晩食卓を楽しみにしているのもかわいくて仕方ないです。
闘病中に甘甘にしちゃって、こんななっちゃいましたー( ̄▽ ̄)
我が家は子どもがいないので、比べ用がなかったんですが
なふほど、その通りですね。
猫たちは、痛いだの苦しいだの言ってくれないですもんね(*´ェ`*)
体調の変化を見逃すまいと、必死でした。
ひな子が陽気でいてくれたのが、病気を跳ね除けたのかもしれないです^^
あの時はもう、必死でした。
こうして元気になってくれたのは、本当に奇跡かもしれないです。
ゆみっちさんのお家は、突然のお別れだったのですね…(*´ェ`*)
私も、実家の猫との突然の別れを経験したことがあります。
昨日まで元気だったのに、突然亡くなってしまって
どう受け止めたらよいのか、わかりませんでした。
でもきっと、幸せでいてくれたと信じています。
ゆみっちさんのお家の猫ちゃんも、きっと幸せだったと思います^^
ひな子のお口のとんがったお顔、私も大好きですー♡
写真が撮れたら、また載せますね♪
今日も、ややあのお口気味な写真載せましたー(〃)´艸`)
セカンドオピニオン、決断するのには勇気がいりました。
もっと早く病院変えればよかったかなって思うこともありましたが
今、とても元気に暮らしてくれているので、全部良かったんだと思うことにします^^
あの時は必死で、いつの間にか記録も膨大になっていました。
毎日、外に出ることも怖くてできず、ずっとひな子に張り付いてました。
スーパーさえ行くこともできず、ネットスーパーを利用したり…
子どもがいない我が家で、猫たちが大きすぎる存在になってしまってますが
最後までしっかりと守っていきたいです。
まだ、病名が確定していませんが、恐らく抗がん剤治療になる感じです。
病気を検索していて、この記事にたどり着きました。
闘病記録を残して下さって、有難うございます。
完治は無理でも、寛解の可能性にかけたい…
私の様に、愛猫の為に必死に検索する飼い主さんは多いと思います。
今後、どんな風に治療が進んでいくのか、信頼する獣医さんと良く話し合って、愛猫の為にベストな選択をしていきます。
初めまして、今飼っている猫が同じ消化器型リンパ腫になっています。
記事を参考に私も細かく記録をとっていこうと思います!!
消化器型リンパ腫でどこを検索しても余命六ヶ月程としか出てこなかったので、とても勇気づけられました。
今飼っている猫は12歳で体重3.2kgで黄疸まで出ている状態でした。
私も病院を変えて病名が分かり、治療を開始できました。12月28日から治療して明後日初めての抗癌剤治療スタートになります。
私も飼っている猫とこれからもずっと一緒にいるため頑張ります!ありがとうございました!
そらさん
猫ちゃんが消化器型のリンパ腫とのこと、ご心配ですね…
我が家の子はリンパ腫と診断されるまで1ヶ月ほどかかり、体重も4.6→3.4kgほどになっていましたが、抗がん剤治療が功を奏したのか、みるみると良くなり、その後4年半元気に生きてくれました。
とにかく、食べる事は大事だと思います。場所を変え品を変え、1日に必要なカロリー数より少し多めに頑張って食べさせました。抗がん剤の後はひ 吐いてしまうことがあるのでバランスが難しかったですが、焦らず次の日に食べてくれれはラッキーだけどくらいに考えて挑みした。
どうか、抗がん剤治療がうまく行って、元気を取り戻しますように。こちらからもお祈りいたします。
頑張ってください。
今、絶望の真っ只中にいます。抗がん剤の治療をするにあたり、不安でたまりませんでした。辛くて涙がとまりませんが、少し前向きな気持ちになれました。もしかしたら、数パーセントでも治る望みがあるならばと願うばかりです。ゆみっちさんには感謝しています。ありがとうございます😭
むぎちゃんさん、こんにちは。
今、とても不安の中にいらっしゃることと思います。
わたしもそうでした。
思い出しても足が震えます。
リンパ腫は抗がん剤がよく効くそうです。
抗がん剤治療中に、吐かせないようにしっかり食べてもらえたのも元気を取り戻すことができた1つの要因かとも思っています。好きなもの、食べるものを探して、出来るだけ栄養をつけてあげてください。
がん治療中は、普段よりも栄養が必要になるそうです。場合によっては食欲増進剤や吐き気どめも使っていただくと良いと思います。
こちらが参考になるかと思いますので、リンク貼っておきます。
https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1430
治療、頑張って下さいね!
うちの子が9ヶ月で先週息苦しくなり元気が無かったので病院に連れて行ったところ、縦隔リンパ腫の診断を受けました。
その日は胸水を抜きステロイドを打ち一時的だと思いますがかなり元気になりました。そして昨日アスパラキナーゼを打ち、経過を見て来週から通常の抗がん剤投与になるそうです。
同じ病気に発症なさって寛解まで辿りついたひな子ちゃんの記録はとてもためになりここへ行きつきました。
飼い主様のようにこまめに記録を残すことは難しいですがこれからも色々と教えてください。
どうぞよろしくお願いします。