私の故郷に、「甘強酒造」という酒造メーカーがあります

高校生の頃、最寄りの駅へ自転車へ通うときに

川のほとりにあるお店の工場の横を通っていました。

確か大きな樹があったっけ。



その頃はお料理なんて全然しなかったし

我が家の母はお料理にみりんを使う人ではなかったので

駅で見るレトロな看板の「甘強みりん」が何なのか謎でした




私もようやく結婚して、家を出て、

お料理が自由にできるようになったときに

もっとも憧れていた調味料「みりん」を初めて買いました

その時に、最初に買ったのが、甘強みりんの「昔仕込み本みりん」でした




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大きなサイズ(1800ml)もあります






 ◆甘強 「昔仕込本味醂」   (かんきょう むかしじこみほんみりん)  

「昔仕込本味醂」は、契約栽培農家による良質なもち米と米麹、粕取焼酎だけを原料に
古式醸造法による本格みりんです。
一般の味醂の熟成期間2ヶ月に対して、この昔仕込はなんと3年以上を熟成に費やします。
この熟成により諸成分やミネラル分が生成され、上品でふくよかな甘さが生まれます。
ノビが良く、コクがあり、タレやツユの下地として素晴らしい味わいを発揮します。
素材の味を邪魔することなく、見事に引き出し、調和することが
多くのプロの料理人に支持される理由です。
また、調理用としてだけではなく、飲用としても素晴らしい味わいがあります。
そのままでは甘みが強いと感じる方は、日本酒で割っていただくと
あの「十四代」を彷彿とさせる甘口の味わいが楽しめます
  ↑ここ、かなり気になる!

 ●一般みりんの半分程度の量で、十分なテリと旨みが出ます。
 ●魚などクセのある素材への臭み消しに効果的です。




など、なんだかとっても良さそうなみりんです

「どっちの料理ショー」の特選素材にも選ばれたことがあるそうです。



このみりんばかり使っていたのですが

他府県に引越ししてから、手に入らなくなりました



先日、ひょんなことから、このみりんを思い出して

メーカーさんに「関西で買えるお店はありますか?」と訪ねてみると

懇切丁寧に、取扱店を教えてくださったのですが

どこも、我が家からはだいぶ遠い場所ばかりです(涙)


以前は阪急百貨店にも置かれていたそうですが、今はないみたい

また置いてくれないかなー



と、地元みりんの話が長くなりましたが

このメーカーから、「黒みりん」という変わったものが販売されていると聞いて

こちらを購入してみました




黒みりん

20年以上の歳月を経て誕生しました! 20年以上の歳月を経て、その名の通りのみりんができました!!
純味醂を搾ってから20年以上の歳月をかけて蔵の中でじっくり熟成をさせた究極 の本味醂です
長い年月の間に、もち米由来の糖分とアミノ酸が結合し黒蜜や黒糖を思わせるような上品な甘味とまろやかな旨味を特徴とします。
又、貯蔵の間にアルコール臭は消滅しまったりとした味になります。
いろいろな場面でご利用いただけます。




アイスにかけたり、生チョコに入れたり、

ふむふむ、お料理というよりデザート的に使うもののよです





メーカーさんに問い合わせたら、我が家の近くに取引のある酒店を教えてくださり

そちらで問い合わせたところ、入荷してくださるというので

ウキウキ買いに行きました。

どうやら、私が注文した、たったの2本のために、

60本ほど仕入れする必要があったようです。

お店の一角に、黒みりんコーナーができていました

す、すみません


もし、ご興味がおありでしたら

今なら箕面市小野原にある「グランマルシェ」さんという酒屋さんに置かれています

1本180ml入りで1000円くらいです



    → 楽天では取り扱いがなく、Amazonのリンクに飛びます(しかも大量6本売りのみ)







で、「黒みりん」最初はアイスにかけていただきました






ママゲリア聖子さんも、こちらの記事で試してくださっているように → 

なるほど、苦くないアフォガートのようです

他にはどんな風に使うんだろう??

色々試してみよーっと







この日の朝ごはんは、前日の朝活で行くパン屋さんで買った

ガレット・デ・ロワ

久しぶりに食べたけど、美味しかったですー






温めたガレット・デ・ロワに、冷たいアイスをのっけて♪

パイ生地と冷たいアイスの組み合わせ、大好きです







ひな子は、美味しそうなら何でも好きです






アラビアのピーロパイッカ、和食器との相性も良いです♪

スープマグように買ったけど、この背の低さと安定感が、猫飼いには安心です。

背が高くて底が絞ったような形のものは、倒しそうでドキドキします