昨日、雨が降る寒い日でしたが、東京都現代美術館で開催中の「つづく」へ行ってきました
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ミナペルホネンの皆川明さんによる展覧会と言ったらいいのかな??
こんな内容になっています。 
ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。
ファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器、空間デザインなど次第にその領域を生活全般へと拡げ、デザインを通して私たちの日常の様々な場面に「喜び」をもたらす提案を重ねてきました。その歩みは本展覧会の会期中の 2020年に、25周年を迎えます。
タイトルに付した「つづく」という言葉は、「せめて100年つづけたい」との思いから始めたブランドが、その4分の1を迎えようとしている今現在も、常に今から 100年後を見つめ続けるミナ ペルホネンの時間的な継続性を想起させるものですが、それだけでなく、つながる・重ねる・循環するなど、ものごとが連鎖し何かを生みだしていく様を予感させる言葉でもあります。本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。



開館は10時ですが、まずはランチをするお店に名前を書きに行くことをお勧めします。
「つづく」会期中は、美術館内にある「100本のスプーン」というレストランでは、通常メニューのほか、皆川明さん考案のコラボサンドウィッチが食べられます♪
じょりじょりが到着したのは、10時30分ころですが、すでに3組の方のお名前がありました。
予約席も多くあるそうなのですぐに入れるかどうかドキドキですが、とりあえず早めに名前を書くことができました
それもこれも、梨さんのアドバイスのおかげです♪
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3つの期間に分けて、3種類のサンドウィッチが用意されているそうです。
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その後は、まずは物販コーナーへ行くことをオススメします!
こちら、あらゆるものがすごい勢いで売れていました。
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この、ウサギのクッションも少し後に見たら消えていた。
右の空間にも、もしかしたらいたのかもしれないな。
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オノメカマンは、帰る時にもまだいたけど、お魚ペンケースは全部なくなってました。
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この日、一番人気だったのはバッグ売り場のコーナーだったと思います。
バーゲンセール会場のように、人だかりでした。
帰る頃にはもぬけの殻になってました。
バッグをお求めの方は、朝一に行かれることをオススメします!
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図録は9種類の表紙のものが売られていました。
図録を入れる用のバッグがあるらしいと聞いていたのだけど、それっぽいものは見当たらなかったです。
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そうこうしていると、レストランのオープン時間の11時になったので、「100本のスプーン」へ向かいました。
すぐに入れた



ご一緒したNさん(とのが懐いている彼女です)は、通常メニューからドリアをチョイス。
セットのサラダがボリュームがすごくてびっくりした!
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オマール海老のドリア
ご飯がたっぷりで、食べきれないほどだったそうです。
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じょりじょりは、皆川さん考案のサンドウィッチをチョイス♪
この日は「海のサンドウィッチ」ということで、マグロのフライがドンと乗ったオープンサンドでした。
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衣はサクサク、タルタルソースがめちゃんこ美味しい!
あと、パンがとっても美味しかったです!
このサンドウィッチ、すごく美味しかったので真似して作ってみたいです
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ドリンクメニューに綺麗な色の飲み物があったので、気になって頼んでみました。
なんだったか忘れた…(⑉་ ⍸ ་⑉)
けど、美味しかったです!
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美味しいお食事でホッコリしたら、すっかりくつろいでしまった。
いかんいかん。
この後は展示を見に行きます。
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会場は3階でした。
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エスカレーターを上がると、目の前にこの景色が
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色とりどり、様々な素材のミナの生地がクッションになって壁一面を埋め尽くしていました。
圧巻です
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皆川さんの、こんな言葉が添えられていました。
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次のお部屋では、ミナペルホネンの歴史や、人気のタンバリンを詳細に紐解いた解説などがありました。
写真はNGのお部屋なのですが、「へーっ!」と思うことがいっぱいでしたよ♪



次はこちら。洋服の森へ。
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ひゃー!
圧巻ですー!
設立当初から2020年春夏コレクションまでの約25年分400着が展示されているそうです。
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あれも着てみたい
これも着てみたい
そんな服が壁一面に飾られている!
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お好みの服はありますかー?
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じょりじょり来てみたいのはこちら!
猫ちゃんのスカート
おばあちゃんになったら、こんな可愛いスカートはいてみたいな♪
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猫ちゃん柄のワンピースもあった!
かわいい
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Nさんがこれ着たいといったのはコチラ
絶対似合いそう!
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あと、こちらのワンピースも。
こういうお洋服ををサラッと着こなせる容姿と雰囲気が欲しい。
あ、じょりじょりには全くありませんので
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最後の方のお部屋では、実際にお洋服を持つ方々ののエピソードが紹介されていました。
それぞれの人たちのその服への思いなどが、思い出や出来事などを添えて語られていました。
なかなかグッと来るものがありました。
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この後、映像展示では、日常でミナペルホネンを着ている光景が流れていました。
パリ、東京、山形、沖縄の日常風景でした。
すごく素敵な映像で、ずっと見ていたいと思いました。




「種」のお部屋では、ミナペルホネンのものづくりの哲学やアイデアが数多く紹介されていました。
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こちら、1つのテキスタイルを余すことなく、お洋服やバッグを作っている型紙の様子。
職人さんが大切に作り出した生地を、こうして使い切るというのがとても良いなと思いました。
これで余ったものも、ピースバッグになったりボタンになったり、できるだけ最後まで使い切っているそうです。
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あまり布のモニュメント。
これだけでも絵になる!
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この黒いビニールは、ミナペルホネンのスタッフの皆さんで言った北欧での突然の雨に振られた際にゴミ袋で作ったレインポンチョだそうです。
そこからデザインの種となってできがのが、右のワンピースだそう。
意外なところから、アイデアって出るものなんですね!
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こちらは、皆川さんが19歳の頃、初めてのフィンランドへの旅で出会ったコートだそうです。
この色彩とか雰囲気も、ミナペルホネンの雰囲気につづいているのかな!
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はっ!
我が家にもいる、Quzilaのデザインががある!!
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こんな風にして作られてるんだ
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これ!
この、潮の部分をひめちゃんが取っちゃい、りす子がちぎり、現在ボロッとなってるんです!
これがあれば、再現できるかな!
嬉しい
いやまて。難しい
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こんな大きな展示もありました。
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「shell house」というものだそうです。
皆川さんが将来の夢として構想している「簡素で心地よい宿」のプロトタイプだそうです。
実現したら、どんな風になるのかな?
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機能的そうだけど、かわいいキッチン
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ランプもかわいいな
こんな宿に泊まってみたいな♪
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配置図がかわいかった(*´ω`*)
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そんなこんなで、すごく素敵な展示にすっかり魅了されて帰ってきました。
良いものを見られました
行けてよかった



今回、りす子が来たこともあって諦めてたんですが、
避妊手術の前、かつ、発情止まっているというまたとないチャンスがあって行けました
前日にお誘いしたにもかかわらず、ノリノリで一緒に言ってくれたNさんにも感謝です♪
1人で行っちゃおうかと思ったけど、誘ってみてよかった♪
一緒に行けて、この素敵な経験を共有しながら帰るのも楽しかったです


ミナペルホネンのファンじゃなくとも、テキスタイルやデザインに興味のある方も楽しめる展示内容だと思います。
展示は2月16日までつづきますので、ご興味のあるからはぜひ♪



公式サイトはコチラ






基本情報

会期
2019 年11月16日(土)ー2020年2月16日(日)

休館日
月曜日(2020年1月13日は開館)、12月28日ー2020年1月1日、1月14日

開館時間
10:00ー18:00(展示室入場は閉館30分前まで)

観覧料
[前売券]一般 1,300 円/ 大学生・専門学校生・65 歳以上 800 円
[当日券]一般 1,500 円(1,200円)/ 大学生・専門学校生・65 歳以上 1,000 円(800円)/ 中高生 600 円(480円)/ 小学生以下無料 ※( )内は20 名様以上の団体料金 
※本展のチケットでMOTコレクションもご覧いただけます。
※前売券情報とその他の割引情報等についてはこちらへ

会場
東京都現代美術館 企画展示室3F

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、朝日新聞社

展示デザイン
田根剛 (Atelier Tsuyoshi Tane Architects)

グラフィックデザイン
葛西薫